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Comfortable working environment for women

女性が働きやすい職場環境

Shiori

教育・改善チームのリーダー。フルタイムのパートから正社員へ転換、産休・育休を経て現在時短勤務で働いている。

Maya

2018年中途入社。フロント業務を経験後、異動を経て支配人代行に就任。現在は支配人としてホテル運営を担う。

Natsuko

入社6年目。契約社員から正社員へ転換し、現在はマネージャーとして活躍している。

Emi部長

経営管理部長。長年の人事経験を生かし、現場スタッフを愛する人。

女性が働きやすい職場環境

子育てステージの違うメンバーが語る、今の働き方と環境

Emi部長今日はお時間をいただきありがとうございます。この座談会は「女性の働きやすさ」がテーマです。エフ・ジェイ ホテルズという会社のこと、そして皆さんがどのように働いているのか、自由にお話しいただければと思います。よろしくお願いします。

ShioriShioriです。子どもは3歳の男の子が1人で、昨日ちょうど七五三を迎えたところです。とてもやんちゃなので、毎朝大騒ぎしながら何とか出社している状態で、「今日もギリギリ間に合った」という日々を過ごしています。もともと入社した時は、別のホテルでフルタイムのパートとして勤務していました。結婚を機に地元へ戻ることとなり、そのタイミングで地元事業所への異動の機会をいただきました。そこでも引き続きフルタイムで夜勤も含めて働いていました。
その後、産休・育休を取得し、約1年前に時短勤務の正社員として復帰しました。「もう1年経ったんだ」と思うほど、環境の変化が大きかったのですが、エフ・ジェイ ホテルズだからこそ、安心して出産と子育ての両方に向き合うことができたと感じています。
今は「ここが自分にとって本当に居心地のよい場所だな」と実感しながら、毎日フロントに立っています。

Emi部長ありがとうございます。では、Natsukoさんお願いします。

Natsuko私は入社6年目で、来年2月で7年目に入ります。子どもは2人で、上の子が次の1月で22歳、下の子も1月生まれで17歳です。

Emi部長お子さんは2人とも1月生まれなんですね。

Natsuko誕生日ケーキは毎年合同でお祝いしています(笑)。入社当時は、下の子がまだ小学生で、夜勤には入りづらい状況でした。そこで、まずは日勤中心で働ける契約社員としてスタートしました。その後、子どもの成長や家庭の状況に合わせて少しずつ働き方を変えていき、今は正社員になって3年目に入ったところです。

Emi部長ありがとうございます。では、唯一の支配人として参加いただいているMayaさん、自己紹介をお願いできますか。

MayaMayaと申します。私は2018年、28〜29歳の頃に中途入社しました。「キラキラしたきれいなホテルで働きたい」という思いで転職活動をしていて、エフ・ジェイ ホテルズに出会ったことが入社のきっかけです。最初はフロントスタッフとして1年ほど勤務しました。その後異動の辞令を受け、そこでNatsukoさんと出会いました。5〜6年の付き合いになりますね。
その後、現在のホテルで支配人代行を任されることになりました。まさか自分が、という気持ちが強くて……。ラウンジで内示を受けた瞬間、「無理です、できません」と号泣してしまいました。
それでも、一緒に頑張ってきた仲間がたくさんいたので、「ここなら頑張れる」と思えたことが大きかったです。知っているスタッフが多い環境だったからこそ、支配人代行というポジションにも何とか踏み出すことができました。
実際に家探しを兼ねて新しいホテルに挨拶に行ったら、みんなが明るくあいさつをしてくれて、「ああ、ここなら頑張れそうだな」と素直に感じたことを覚えています。

Shiori覚えています。あのとき、すごく緊張されていましたよね。

Mayaはい(笑)。まだまだ未熟な部分も多いのですが、今のエリアでもスタッフのみんなに支えられながら、支配人として日々奮闘しているところです。

子育てステージの違うメンバーが語る、今の働き方と環境

家族のサポートで、安心して仕事に打ち込める

Emi部長まずは、結婚や出産を経てホテル業界でキャリアを積み続けているShioriさんとNatsukoさんに、ワークライフバランスの観点から、どんな工夫をしてきたかを伺いたいと思います。ワーキングマザーとして、「こう感じている」「こんな工夫をしてきた」といったところを教えていただけますか。

Shiori私は今、完全に実家の母に頼り切っています。母は保育士で、ちょうど定年退職したタイミングで「時間もあるし手伝うよ」と言ってくれて、本当に助かっています。40年間保育士を続けてきた経験があって、元気な母がいてくれることが「ここで働き続けられている大きな理由」だと感じています。それに加えて、実は妹も保育士なんです。

Emi部長本当に?保育士一家ですね。

Shioriはい。しかも息子を預けている保育園で働いていて(笑)。本当に恵まれた環境だと思います。
夫は仕事の関係で家にいない時間が長く、どうしても日々の子育ては実家に頼ることが多くなります。その分、退職した両親と妹がしっかりサポートしてくれていて、「出張に行くことになったんだけど」と伝えると、「じゃあお母さんは何をすればいい?」とすぐに動いてくれる。その存在が一番大きな支えですね。母に何かあったら本当に困ります。
私はかなり恵まれた環境にいるからこそ、「パートナー以外に頼れる相手がいない共働きの家庭で、家事や育児をこなしながら仕事を続けるのは本当に大変だろうな」と、周りの働くお母さんのことも考えるようになりました。

Emi部長正社員になって1年くらいですよね。働き方は何か変わりましたか。

Shiori正社員になり、責任ある立場になったことで、チームの業務に「しっかりメンバーとして関わる」必要が出てきました。
今まで経験してこなかった業務にも関わるようになり、やりがいも働きがいも増えましたが、その分担当することも一気に広がりました。時短勤務で17時で退勤しないと保育園のお迎えに間に合わないので、「限られた時間でどう仕事を終わらせるか」が大きなテーマになりました。
チームリーダーとして、他のメンバーに引き継ぎを残したり、その時間帯の責任者を託したりと、自分の中でタイムコントロールをしながら動くようになりました。以前のようにのんびりと仕事を進めることはできなくなりましたが、「やるべきことが明確になった1年だった」と感じています。

Emi部長なるほど。やることもやりがいも増えた一方で、その分時間の使い方がシビアになったわけですね。
Natsukoさんも、2年以上前に正社員登用になっていますよね。正社員に切り替わってから、ご家庭とのバランスで大きく変わったことはありますか。

Natsukoちょうど子どもたちが大きくなってきた時期と重なったこともあって、私がご飯を作ることが少なくなりました。むしろ子どもたちのほうから「ご飯は作っておくから、仕事に集中してきていいよ」と言ってくれるようになって、仕事に使える時間が増えた感覚があります。夜勤にも自由に入れるようになりましたし、今期は社内プロジェクトで他エリアのホテルに行く機会も増えました。長距離出張も任せてもらえるようになって、子どもたちの支えの大きさを改めて感じています。言葉にして励ましてくれることも多くて、「子どもの存在ってこんなに力になるんだ」と実感しますね。

Emi部長「子どもがいることが、働くお母さんにとっての強みになる」というのは、とても力強い言葉だと感じました。そんなお2人を、現場の管理職として支えてきたのがMayaさんですが、お2人の働き方を見ていて、どんなことを感じていましたか。

Mayaお2人ともお子さんがいるからこその大変さはもちろんありますが、今のNatsukoさんのお話にもあったように、「子どもが支えになっているんだな」と感じる場面が多いですね。一方で、Shioriさんは今、ホテルを横断する「教育・改善チーム」のリーダーを務めています。時短勤務で残業ができない分、「限られた時間の中でどう役割を果たすか」という悩みを面談でもよく聞きます。本当は他のメンバーにもっと業務を分散して負担を軽くしたいのですが、今は人員的に余裕がないのが現状です。
それでも、リーダーという役割自体が負担にならないような環境づくりは、これからも進めていきたいと思っています。

家族のサポートで、安心して仕事に打ち込める

「みんなで子どもを育ててくれる」温かさがうれしい

Emi部長ではここからは、お子さんがいる・いないにかかわらず、「女性として当社のどんな働き方がマッチしていると感じるか」という点を、もう少し深掘りしていきたいと思います。
いわゆる「女性だから」という理由で働きづらさを感じたことはありますか。実際のところ、どうでしょうか。

Maya私は特に感じたことはないですね。女性が多い職場というのも大きいと思います。

Shiori社内で「女性だから働きにくい」と感じたことはないです。同じ世代の女性が多くて、相談しやすい雰囲気があります。

Natsuko私も、女性だから働きづらいと感じたことはほとんどありません。むしろ、周りの協力が本当に大きかったと感じています。子どもの体調不良で急に早退しなければならない時も、同僚が「大丈夫だから行っておいで」と快く送り出してくれて。申し訳なさはありつつも、「大変だった」と振り返るような場面は少ないですね。

Emi部長周りのスタッフがとても協力的、というのは大きいですね。

Shiori先日も、それを強く実感する出来事がありました。保育園から突然「息子さんに熱があります」と連絡が来たんです。ちょうど16時くらいだったと思いますが、その連絡を受けた瞬間に支配人が「もう行っていいよ」と声をかけてくださって。おかげで小児科の受付時間にギリギリ間に合い、無事に診察を受けることができました。
もし17時まで勤務していたら、間に合わなかったと思います。その場で即座に「帰っていいよ」と判断してくれたこと、周りのメンバーが「いけいけゴーゴー」と背中を押してくれたことに、これまで何度も救われてきました。
女性が多い職場だからこそ、「みんなで子どもを育ててくれている」ような温かさを感じます。ほかの事業所も、きっと同じ雰囲気なんじゃないかなと思います。

「みんなで子どもを育ててくれる」温かさがうれしい

マネージャーとしても親としても「人を育てる喜び」は同じ

Emi部長ありがとうございます。ではここからは、「キャリア」という観点でも少しお話を伺いたいと思います。当社でキャリアを積む中で、これまで感じてきたことや、今後どんなキャリアを目指しているのかを、飾らず率直に教えてください。
まずは、昨年昇格し、現在マネージャー職として活躍しているNatsukoさんに伺います。今後のキャリアについてどんなことを考えていますか。

Natsuko私は、やっぱり「人を育てること」が好きなんだと思います。人と話すことも好きですし、誰かの成長をそばで見守るのも好きです。これから入ってくる新卒の子たちは、自分の子どもと同じ年代なので、「この子たちをきちんと育てたい」という思いが年々強くなっています。支配人という道もありますが、どちらかというと人材育成のように「人を育てる役割」に携われるポジションに挑戦していきたいという気持ちがあります。

Emi部長ありがとうございます。人を育てることにやりがいを感じている点は、Shioriさんとも通じるところがあるように思いますが、どうですか。

Shiori私もお話を聞いていて共感するところが多かったです。いちばん好きなのは接客で、好きだからこそ、これまでホテルで働き続けてきました。
また、Emi部長がいろいろな事業所を回られている様子を伺うと、「さまざまな拠点を回って、いろいろな働き方や取り組みを見て、新しいアイデアや改革に関わっていくのも楽しそうだな」と感じます。会社全体を作っていく場に関わるのは、すごく面白そうだなと。
フロント業務は大好きですが、Natsukoさんがおっしゃっていたような「人材育成」にも興味があります。自分の失敗を含めた経験をもとに、現場での工夫を共有する機会がもっとあれば、皆さんの良いところを会社全体に生かしていけるのではないかと感じています。

Mayaさっき「いろいろなところに行きたい」とおっしゃっていましたが、支配人になると本当にさまざまな土地に行けますよ。それも含めて、とても楽しい仕事だと感じています。支配人になっていなかったら、1つの事業所に留まっていたと思いますが、異動や出張を通じて多くの拠点に関わるようになってから、出会える人も、刺激も格段に増えました。今では出張が楽しみになっていますし、自分の世界が広がった感覚が確かにあります。

Emi部長皆さんのお話を伺っていると、仕事には大変な部分も多いはずなのに、それも含めて楽しんでいる様子が伝わってきますね。

マネージャーとしても親としても「人を育てる喜び」は同じ

平等に評価を受け、挑戦する機会を得られる

Emi部長では、ここからは支配人であるMayaさんのキャリア観についても伺いたいと思います。管理職という立場になってみて、何か感じたことや気づいたことはありますか。

Mayaこの会社は、性別で役割を分けたり、評価を変えたりすることがないと感じています。平等に評価してくれて、挑戦する機会も同じように与えられます。そこに関しての働きにくさは本当にありません。今は社長も女性ですし、部長にも女性がいます。それに、遠方の事業所にも女性管理職の方がよく足を運んでくれている印象があります。
そのおかげで、率直に相談できる安心感があります。関係性を築いてもらえたことが大きいですね。私がしんどくなっていた時も、Emi部長が、車を飛ばして来てくださったことがありました。

Emi部長行きましたね。

Mayaあの時、「支えてくれる人がいる」と実感できました。

Emi部長女性管理職がまだ少なかった時代からこのポジションに就いてきたので、それなりに苦労してきた経験があります。だからこそ、今新しく管理職になった女性や、キャリアアップした方、そしてShioriさんのようにパートから正社員になった方を見ると、「あの時の自分と同じように大変な思いをしているのでは」とつい心配になります。苦労が分かるからこそ、何か力になりたい、という気持ちが強いですね。とはいえ、皆さんの話を聞いていると、時代も少しずつ変わってきていて、周りが自然と協力してくれる雰囲気ができていると感じます。とても良い傾向だと思います。

現場や事業所にいて、仕事を続けつつ
時短勤務を選べるロールモデルを増やしたい

Emi部長さて、そろそろまとめに向かいたいのですが、最後に「こんな制度があったらもっと働きやすくなるのに」「ここをこうしてくれたらありがたい」という率直な意見も、ぜひ聞いておきたいです。

Maya制度というより、「こういうイメージがあれば、働き続ける道を描きやすいのでは」と感じていることがあります。今、現事業所のマネージャーは既婚者で、ご主人の出身地ということもあり、住み続けながら働いています。将来、そうしたメンバーが支配人になったとして、「子どもができたタイミングで一度休職し、その後、支配人として復帰する」というキャリアの形が、これまでにあったかどうかを考えた時に、「まだ事例はないな」と思いました。

Emi部長女性支配人自体が、ようやく増えてきた段階ですからね。

Mayaそうなんです。だからこそ、「地方で働く女性支配人が、出産・育児を経て現場に戻ってくる」という事例が、これからもっと増えていったらいいなと思います。そうしたロールモデルが増えれば、「自分も将来、出産後に戻れる場所があるんだ」と具体的にイメージできて、キャリアを諦めずに済む人が増えるのではないかと感じます。

Shiori「家庭を持ちながら管理職を続ける」というイメージが、地方だと特に浮かびにくいのかもしれませんね。

Maya本社のある福岡では、「子どもができたら本部勤務に変わる」という事例がすでにいくつかありますよね。でも本社から離れている地方ではまだそうしたパターンが少なくて。

Emi部長なるほど。だからこそ、「出産=退職」という選択肢になってしまいやすいのかもしれませんね。

Shioriそう考えると、やっぱりロールモデルの存在は大きいですね。

Emi部長会社としても、取り組むべきテーマがたくさん見えてきました。「子どもができたら好きなホテル現場の仕事を諦めて本社に異動する」ではなく、大好きなホテルの現場の仕事を続けつつ時短勤務を選べるような仕組みを整えていくこと が大切だと改めて感じました。接客が好きな人は、やはり現場でお客様と向き合っていたいはずです。その思いを尊重しながら、「子どもがいても働きやすい環境」を作っていけるよう、これからも工夫と改善を続けていきたいと思います。今日いただいたお話はしっかり受け止め、今後の取り組みに生かしていきます。ありがとうございました。

現場や事業所にいて、仕事を続けつつ時短勤務を選べるロールモデルを増やしたい

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